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小倉山で出会う色彩展が 文化庁「文化力」プロジェクトに認定されました。
2010年4月12日
真右ェ門窯が参加する小倉山で出会う色彩展が
文化庁「文化力」プロジェクトに認定されました。
小倉山で出会う色彩展実行委員会(事務局:佐賀県有田町、事務局:馬場久和)は、このたび小倉山で出会う色彩展「文化庁「文化力」プロジェクト」の関西元気文化圏参加事業に認定されました。
概要は下記の通りです。
【文化庁長官メッセージ】
近年,世界は厳しい経済・社会情勢の中にあります。このような中で,文化が本来持っている未来を切り拓く力への期待や,その果たすべき役割は,一層大きくなっているものと感じます。
いま,日本の各地で,多くの方々がアートに取り組んだり,子供たちに伝統文化を伝えていくための活動に熱心に取り組んだりしています。歴史や伝統,そして地域の絆は,このような皆さんの日々の営みによって,今も輝き続けているのです。
このような一つ一つの文化の営みに光を当てて,わたしたちとともに,それを大きな力にしていきましょう。そして,その文化力で,人々を楽しませ,感動させましょう。さらに,文化力で培われた創造性を発揮して,この社会や経済に新たな発見と発展をもたらしましょう。
文化は,わたしたちを豊かにします。今こそ,皆さんの文化力を発揮して,共にこの日本を,もっと元気で凜とした,夢と希望に満ちた国にしていきましょう。
文化庁長官 玉井 日出夫
関連URL:http://www.bunka.go.jp/bunkaryoku_project
【小倉山で出会う色彩展概要】
平安時代、貴族の別荘がありました京都の小倉山は紅葉で有名で、藤原定家などの万葉集にも多数和歌が詠まれております。紅葉といえば秋の赤い紅葉を連想しますが、今展では小倉山のなかの常寂光寺の水々しい夏の青もみじを用い、いけばな嵯峨御流の辻井博洲とミカ両氏によって真右エ門窯の当主馬場九洲夫の赤い辰砂の花器に、もみじの「緑」と花器の「赤」との色彩の共演を演出し青もみじの新しい魅力を引き出します。
自然の美を楽しんでいただくだけではなく自然への理解、自然への一体感を味わって頂く展覧会です。
平成22年6月5日(土)から11日(金)まで
【開催場所】
常寂光寺
住所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
URL:http://www.jojakko-ji.or.jp
拝観:AM 9:00~PM 5:00 ( PM 4:30受付終了) 拝観料/400円
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主催 小倉山で出会う色彩展実行委員会
共催 小倉山 常寂光寺
後援 有田町教育委員会
協賛 株式会社ミルボン・有限会社真右エ門窯・有限会社丸治製材所
協力 真板昭夫・山本紫園・池田八栄子
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【真右エ門窯について】
昭和四七年に、初代真右ェ門(真一郎)が当時としては数少なかった大物造りに思いを馳せ真右ェ門窯を起こす。初期においては染め付けの大物(二尺~三尺高)を造っていましたが、次第に窯変物へと変わってゆきます。特に辰砂との出会いは後の真右ェ門窯に大きな影響をもたらすことになりました。
最近では「造りの冴え、釉の妙」をキャチフレーズに、ルビー色の辰砂や結晶釉などの窯変物を中心に、釉薬を巧みに操る釉彩の技法を得意とする窯元です。
真右ェ門窯ホームページ
http://www.sinemon.com
2010/04/12(月) 21:15 | Event,Press release